新中期経営計画における基本方針
アウトソーシングを通じて人の暮らしを豊かにする企業集団として、顧客の声に学び、発想力と創造力に加えてグループシナジーを結集することにより、次の時代の標準となるようなニーズを先取りした製品やサービスを提供し、唯一無二の企業集団への成長を目指します。
経営戦略
- 1.ストックビジネスをベースにした継続的かつ安定的な成長
既存ストック分野の拡充(規模と収益性の拡大)とその対象の拡大(アウトソーシングサービスの対象を中堅
中小企業や個別業界向けサービスに拡大)を進めます。
- 2.情報通信技術(ICT)の活用によるサービスの変革と生産性の向上
積極的にICTを活用し、サービスの運営に加えて、サービスそのものを進化させます。
- 3.グループシナジーの結集による新しい基盤事業の創出
これまで発掘・育成してきた新規事業やサービスの融合により、複合価値の高いアウトソーシングサービスへ
進化・発展させます。
経営数値目標
2つの基盤事業において成長基調を追求しながら、将来に向けた事業の創造と育成も同時に進め、社宅マネジメント事業中心の収益構造を変革することで事業基盤の強化と規模拡大を図ります。
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社宅マネジメント事業
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マンションマネジメント事業
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インキュベーション事業
(単位:百万円) |
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2023年 6月期 実績 |
2025年 6月期 目標 |
連結 売上高 |
8,347 |
10,000 |
連結 営業利益 |
865 |
1,000 |
売上高 営業 利益率 |
10.4% |
10%以上 |
1株当たり 当期 純利益(円) |
53.39円 |
70円以上 |
重要な経営指標
目標とする経営指標につきましては、成長に関する目標数値として「売上高成長率」「営業利益成長率」「1株当たり当期純利益」を、収益効率に関する目標数値として「売上高営業利益率」と定め、これら指標の向上に注力してまいります。
また、資本効率と株主還元に関する目標値として「ROE(株主資本利益率)」「DOE(株主資本配当率)」「TSR(株主総利回り)」を定め、株主資本の有効活用を目指しつつ、強固な財務基盤の確保を図り、最適資本構成の構築を推進しながら、企業価値の向上を図ります。
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2025年6月期目標(連結) |
売上高成長率(5ヵ年) |
18%以上 |
営業利益成長率(5ヵ年) |
16%以上 |
売上高営業利益率 |
10.0%以上 |
1株当たり当期純利益 |
70円以上 |
ROE(株主資本利益率) |
9.0%以上 |
DOE(株主資本配当率) |
5.0%以上 |
TSR(株主総利回り)5ヵ年 |
120%以上 |
株主還元
企業基盤の中長期的な安定に資する内部留保の充実と株主の皆様に対する利益還元を最重要政策と位置づけ、株主の皆様のご期待に応えるべく努力してまいります。
株主還元につきましては、配当性向35%以上を前提にしつつ、DOE(株主資本配当率)4.0%以上、TSR(株主総利回り)120%以上を目標に、また、2025年6月期に向けてはDOE5.0%以上を目指し、安定的かつ継続的な株主還元の充実を図ってまいります。